難産になりやすい人
よくお産で難産だったといわれる人を調べてみると、そのほとんどの人が
肥満体型になっています。
なぜ肥満になると難産になりやすいのか、それは体重が増え、体に脂肪がついてくると
その脂肪は子宮の膣にもついてきます。
そうなると、産道が狭くなって胎児が出にくくなるからです。
また、子宮自体にも当然、脂肪がつき、それにより子宮が収縮しにくくなります。
本来、子宮の収縮は子宮回りにある筋層部分により起こります。
しかし、その筋層部分にも収縮しない脂肪がついたことにより、その働きが悪くなるからです。
それと、これに関連して陣痛の起こりも弱くなってしまいます(これを微弱陣痛といいます)。
結果、胎児が子宮内から外へ出にくくなってしまいます。
これが難産になりやすい人の主な理由です。
では、難産を予防するにはどうすればよいか?
端的に言えば、妊娠中に必要以上の体重を増やさないことです。
妊娠中の体重増加は、10kgが目安とされており、1日500gの増加を理想としています。
一概には言えませんが、この数値以上に太ったなと思われたなら、
肥満傾向にあると考えた方がいいと思います。
もう一つ、ここで注意したのは、見た目が太っていないからといって油断しないでください。
肥満は見た目でわかる体外脂肪と、パッ見じゃわからない体内脂肪があります。
体内脂肪の場合、どれだけ脂肪がついているのか判断しにくいので、
一度、産科か助産院で内診してもらうのがよいでしょう。
内診は、たいてい膣の状況を触診で調べます。
その時、膣の内部が柔らかければ特に問題はないですが、
逆に硬かいと診断された場合、太り気味と思った方がよいでしょう。
これは、脂肪により膣内の弾力性がなくなっていることを表しています。
これを放っておくと、お産時において、子宮口の全開に時間がかかってしまい
難産になる傾向が強まります。
とにかく体外・体内どちらの脂肪がついたにせよ、子宮への影響はあるわけですから、
日頃からの体重管理は、入念にチェックする必要があります。
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