アロマセラピーの活用
好きな植物の香りを嗅ぐことで、イライライしたり不安に陥った気分がホッと落ち着きを
取り戻したという経験はありませんか。
植物がもつ香りには、とても神秘的なパワーがあります。
そのパワーの源である植物の香りのエッセンスいわゆるエッセンスオイルを使って
人のからだ、特に健康や精神面に役立てる自然療法があります。
それを英語でアロマセラピー、フランス語でアロマテラピーといいます。
アロマセラピーは、エッセンシャルオイルを使って人の体に働きかけます。
エッセンシャルオイルは芳香植物から抽出される精油と呼ばれるもので、香りのある
揮発性の高い物質です。
そのエッセンシャルオイルが、体内に入り込み薬用成分となって人の心やからだに
働きかけてくれるのです。
そんなアロマセラピーの効能は、最近では妊娠中の女性に大いに役立つことが
知られるようになりました。
大切な赤ちゃんをおなかの中で育てるために、おかあさんのからだは大きく変化しています。
また、ホルモンの影響を受けて、心が不安定になることもあります。
薬を使えない、使いたくなくい時期だからこそ不快なからだや、不安定になりがちな心の状態を
乗り切るためにアロマセラピーは大変役に立つます。
妊娠後、体の変化についていけない、不安ばかり先立つ、イライラがおさまらない、
といった症状に悩まされているなら、一度アロマセラピーをお試しになってはいかがでしょうか。
ただし、妊婦さんによって体質に合わない人もおられるかと思います。
一度、専門の方に相談してみるほうが良いでしょう。
大概の場合、私たち助産師が実践や指導を行っていますので、気軽に相談してみてください。
以下に精油を使ってのアロマセラピーを取り入れる種類について記しておきますので
参考にしてみてください。
| アロマセラピーを取り入れる種類と方法 | |
|---|---|
| 芳香浴 | 精油を空気中に拡散させ、呼吸をすることで、鼻から香りと成分を体に取り込む方法 |
| 入浴 | バスタブのお湯に精油を落として体を浸すことで、精油の成分を鼻からだけでなく、肌からも取り入れる方法 (アロマバス) |
| 部分浴 | お湯をためたバスタブや洗面器、バケツに精油を入れ、そこに手や足、腰など体の一部を浸して症状を緩和させる方法 |
| 湿布 | お湯か水に精油を入れ、そこにタオルを浸してつくった湿布で気になる部分に当てて症状を緩和させる方法 |
| 吸入 | 熱いお湯に精油を落とし、蒸気とともに立ちのぼる精油の香りと成分を口や鼻から取り入れる方法 |
| クリーム | 気になる部分にキャリアオイルやミツロウを加えた精油を塗布し症状を緩和させるする方法(アロマクリーム) |
| マッサージ | 精油の芳香成分を皮膚から直接吸収させる最も効果的な方法(アロママッサージ) |
